幻の葛尾村になる前に 第三部 −5「合格!」

朗報が届きました。この度知り合った葛尾村の好青年(40代)川島さんからフェイスブック経由で本当にうれしい便りが届きました。

「震災後、初出荷が可能となる葛尾村の27年産新米放射性物質検査済み!ND(未検出)福島に幸多かれ」と。

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これは前にお知らせした松本操さんが丹精こめて再生した葛尾村の田んぼでとれた新米の検査済みのラベルです。ご苦労なさったもち米の新米です。もちろん川島さんのご報告通り、ND(未検出)です。操さんが予言していたとおりの結果です。凄い執念、故郷再生への一途な想いが稲を実らせたのでしょう。うれしくなって先ほど操さんにお電話差し上げました。操さんも電話の向こうでうれしそうな声で「もち米に対する想いをみんなにわかってもらいたかった」と話してくれました。「三春にいたら今夜は一杯一緒に飲みたいところです」と私がいうと「また来て下さいよ」と声をかけてくれた。今度三春町に行ったときこのもち米が残っていたら、少し分けてもらってわが家でお赤飯でも食べてみたいと思いました。

操さんの米作りの想いを次回から少しだけみなさんにお伝えできればと思っています。